犬の皮膚病の対策
皮膚病はとてもやっかいですが、犬が痒がる様子を見たり、皮膚の状態を毎日チェックしていると、比較的症状に気がつきやすいものです。
皮膚病は早い段階での処置が早い改善に繋がり、対処が遅くなるとどんどん悪化してしまいます。
しかし、春先や秋口などの季節の変わり目になると、被毛が抜ける事で自然な痒みが起こる場合もあります。
病的な痒みや脱毛は、部分的に皮膚が赤くなったり黒ずんだり、一部の被毛が脱毛を起こして地肌が見えるなど、正常な部分と比較すると違いがよく分かります。
皮膚病の主な原因は、ノミ、ダニ、カビ、細菌、アレルギー、アトピーなどです。
カビや細菌による皮膚病は、若い時は問題が無くても、加齢によって免疫力が低くなった時によく発症します。
アレルギー、アトピーによる皮膚病は、いくつもの原因が重なって症状を悪化させている事が多いため、いくつもの原因を見つけだして、取り除いていく根気との勝負です。
ノミやダニのように原因を特定でき、それを取り除けば良くなる場合もありますし、長期的に他の原因を特定する必要がある場合もあります。
アレルギー、アトピーは原因を特定して、その要素を取り除かなければなりませんが、原因を特定し取り除く事さえできれば、症状を軽くしたり発症そのものを防ぐ事ができます。
大切な愛犬に皮膚トラブルが起きないように、皮膚や被毛のお手入れは定期的におこない、ベッドやマットはいつも清潔に保つようにしてあげましょう。